新聞のコラムの受け売りみたいなタイトルですが・・・

レッスン中に生徒さんと世間話することは、
良好なコミュニケーションを築くために必要不可欠なことです。
なものですから・・・　音楽の話はもちろんのこと、仕事、学校、
その他の趣味、天気、景気・・・いろいろなお話をさせていただいて
います。

レッスンのことばかりでは、やはり、いくら好きなことでも、
息がつまってしまいますから。

さて、レッスンの合間に、ちょっと世間話・・・
これには、他にも目的があります。

繰り返し、繰り返し・・弾く・・・
習得するための常套手段です。

繰り返しているうちは、テンポ良く、リズムにのり・・
徐々に潤滑に・・・。
ひとしきり繰り返した後に、一休み・・・。
そんなときにちよっと会話を・・・。

さて・・・再開。
そのときの、最初のプレイ・・・。
ここが肝心ですね。

いかに、動き出すか・・
繰り返すのだから、そこそこに出ていくのか・・
それとも、いきなりエンジン全開でいくのか・・

ライブの一発性を考えてみれば後者の選択がよろしいかと・・。
「さて、行きますよ!!」の掛け声は、ただただ始まりの合図では
ありませんね。

となると・・・　休み方も難しい・・・。
アイドリング・・・　スタンバイ・・・
いつでもフルアクセルできるように・・ということなのでしょう。

おちおち休んでられない・・・。
休み方が難しいですね・・・。
つまり、その休みというのは、レッスン、そして、演奏に
含まれているものなんですね。

ちょっと一息・・・なんですけど・・
テンション・・　気合・・　気構え・・　姿勢・・・を
維持したままの「一息」・・・　そんな術も日常に必要と
されるのではないでしょうか・・・。

もちろん、エンジンを全停止する・・・状態も、
なきゃならないですね。
これはこれで・・・。またまた、難しい・・・。

講師