これは無視できないリクエスト
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2007年9月24日 14時21分
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今年入会された生徒さん。
テーマは懐かしのフォークソング。。
講師もリアルタイムです。
毎週レッスンを重ね、徐々にレパートリーも
増えてまいりました。
そんな中で、ご家族の印象をお聞かせいただくことを
毎週楽しみにしています。
ギターの練習は音をだしてナンボです。
よって、不用意に他人の耳に届いてしまうことも
あるわけで、ギターを弾く空間を
考えることも必要です。
そして、生活を共にするご家族のことを考えれば、
反応が気になるところです。
練習とはいえ、出す音に対して、
周囲の批評も当然帰ってくるわけで、
ギターを弾くたびにライブな状況となります。
お客さんは家族という限定されたオーディエンス。
このような状況では、お客さんからの批評に
耳を傾けないわけにはいきませんね。
時には聞きたくないときに聞こえてしまいますと、
ほぼ雑音となりえるわけですから、普段から大切にしないと。
先だって、選曲にあたって、数曲提案しましたところ、
講師、生徒間での選曲に反して、
違う曲が良いとの家族からの提案があったとのこと。
おお!。これは無視できない。そのリクエストを積極的に
受けるべき。となったわけです。
リクエストはお子さんからのものだったようで、
これはなおさらのことであると。
急遽、課題を変更しました。
ご家族の方とは、直接お会いしたことはありませんが、
間接的にも家庭での様子をうかがい知ることができることは
ほんとに講師にとってもありがたいことです。
全力をあげてリクエスト曲に臨むところです。
講師の役目は重要です。音はさえぎるものがなければ
すべての方の耳に届いてしまうわけです。
聞きたい人が聞きに来るライブと違って、
家庭という生活空間に響く生徒さんのプレイにも
十分な関心を持たなくてはいけません。
お子さんのリクエスト・・。
そんなコミュニケーションにも多少は役に立っているのかな?と。
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http://kogurelms.fine.to/step_blog/archive_89.htm
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繰り返しは天下分け目の・・・・。
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2007年9月24日 09時40分
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世の中繰り返しで物事がすすんでいますね。 リバイバルなんて言葉もありますし、(最近あまり聞きませんが・・) リメイク、カバーetc・・・。
曲一つとっても、その内部では繰り返しが使われています。 全体の仕上がりを決めるポイントは、まずこの繰り返しに あると考えます。
曲では一つのフレーズやコード進行が繰り返されています。 その繰り返しの基本となる一つのフレーズやコード進行の 内容如何で、全体の仕上がりに大きく影響するのは必至です。
また、練習過程においても「繰り返す」ことは当然のごとく 用いられています。基本パターンが良くないのに反復練習を 行なっても良くないプレイが続くばかりか、 セオリーを無視したプレイ(変な癖・・)が、こびりついてしまうことにも なりかねません。 その曲はなんとか弾けたとしても、ステップアップを狙った次のプレイに つなげることは不可能であると想像できます。
繰り返しにおける基本パターンについては、 十分かつ慎重に時間をかけて習得する必要があります。 また、いざ繰り返しをはじめて、上手にいかない場合は、 いさぎよく基本パターンの確認に戻ることをおすすめします。
もうひとつ、思い違いに注意。 基本パターンができていても、繰り返すとうまく続かない。 というか、しっくりこない・・・。 実は正しい弾き方というのは、窮屈で、苦しいです。 左手のフォーメーション、右手のピッキング・・・。 すべて計算づくですね。きちんと割り振りがなされるものです。 ですから、同じものが繰り返しできるわけです。 機械みたい・・・。そのとおりです。 人間は優柔不断。。良くも悪くも・・。
すぐにしっくりこなくても、続けてみなければなりません。 仮に、それが違っておぼえていたとしてもです。 あああ、違ってた・・。という実感を得ることが、 確たる正解への足かがりであり、あなたの財産になります。 違っている答えは負の財産でありません。 負け知らずして強くはなれません・・。
繰り返しを味方につけるか、敵に回すか・・・。 歴史は繰り返される。 その時歴史が動いた・・とか。
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http://kogurelms.fine.to/step_blog/archive_88.htm
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